2022年10月24日月曜日

迷走神経反射について


┃迷走神経反射とは

私たちが日々生活して行く上で、身体をうまくコントロールしているのが自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、活動する時は交感神経が働き、血圧・心拍数が上がります。休息する時は副交感神経が働き、逆に血圧・心拍数が下がります。

迷走神経は、その副交感神経に含まれ、何らかの不具合が原因で反射的に、また過剰に働いてしまうのが、迷走神経反射です。

 

┃症状について

症状は、血圧・心拍数が低下することで脳の血流量が低下し、冷や汗、吐き気、顔面蒼白、目の前が暗くなるなどです。

症状がでた時は、即、横になり足を高くして、頭の方へ血液を送る体勢をとることで早い回復へと向かいます。

迷走神経反射を引き起こしてしまう誘因として強い痛み、緊張、疲労、ストレス等があげられます。

自分が思っている以上に身体は繊細で、正直に反応し症状として現れます。

 

┃予防するには

日頃から健康管理に心掛け、予定を入れた時は、十分な睡眠・食事をとり、体調を整えましょう。

一度、迷走神経反射を経験されている方は、その時の自分の体調がどうであったか、自分の体質を知り、自己防衛に努めて頂くことが再発予防につながります。

 

 

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