3回に渡り、子宮頚がん検診・子宮頚がん予防ワクチンについてお伝えしてきました。
子宮頚がんは、定期的な検診とワクチンを組み合わせて行う事でほぼ100%防ぐ事が可能です。
□未受診
進行した状態で発見され、完治が難しくなります。
□従来の子宮頚がん検診の受診
70%の発見率比較的早期のがんから発見できます。
99%の発見率
HPV検査で子宮頚がんから約60%見つかるHPV16型・18型の他、頚がんに関係するといわれる約数十種類のHPV検査を行います。
異形成(がんになる前の状態)で発見でき、身体に負担の少ない治療や、経過観察で済み、
子宮の温存が出来る可能性が高くなります。
□従来の子宮頚がん検診+HPV検査+子宮頚がん予防ワクチン
定期的に従来の子宮頚がん検診+HPV検査も併用する事で、ほぼ100%予防できます。
当院でも随時子宮頚がん検診(千葉市・自費)、HPV検査、要予約にて子宮頚ガン予防ワクチン接種を行っています。
・経腟超音波検査(婦人科診察では主流になっている、内診では分かりづらい子宮・卵巣の腫れ、腹水のチェックが出来ます)
・HPV検査(子宮頚がん検診は、ブラシで腟の出口を擦る検査ですが、同時にHPV検査も行う事ができ身体に負担がかかりません。)
令和2年度の千葉市子宮頚がん検診についての詳細は、また後日お知らせ致します。