2018年2月28日水曜日








1回  子宮内膜症について

 

子宮内膜症とは?

子宮の内側にみられる子宮内膜の組織が、子宮の内側以外に出来てしまう病気です。
子宮の内側に出来た内膜は月経時に腟から排泄されます。
しかし子宮内膜症という病気により、子宮の内側以外に出来た内膜に似た組織(内膜症の病変)は、月経に伴い出血を起こしますが出口がなくそのまま体内に残ってしまいます。それを元に他臓器と癒着し様々な症状を起こすと考えられています。

 

当院に来院される子宮内膜症の患者さんの多くは
月経時・月経時以外の痛み、経血量の増加、排便痛等を
主訴としています。

 

患者さん個々の状態、またライフスタイルに合わせ
薬物療法(対症療法・ホルモン療法)
手術療法(保存手術・根治手術) などの治療法を検討しています。

 

次は治療法(薬物療法)についてお話します。