2018年12月3日月曜日





基礎体温の付け方について

月経に関する悩みや、不妊で来院される患者さんがいます。採血や超音波検査なども施工しますが、基礎体温も身体の状態を知る大切な1つの鍵になります。今回は基礎体温の付け方についてご説明します。

用意するもの
婦人体温計
小数点以下2桁まで測れる専用のもの
基礎体温表
計測した毎日の体温を折れ線グラフにすると、基礎体温のパターンを見る事が出来ます。
ドラッグストア等でも購入出来ます。
ご来院の際は基礎体温表に記入して(携帯アプリ等での記録は微妙な変化が読み取りずらいため)お持ち下さい。

測り方
基礎体温は毎日同じ時間に測るのが理想です
目が覚めたら出来るだけ寝たまま測ります。
起き上がったり、飲食したりすると体温は上がります。
婦人体温計はいつも枕元に置いておきましょう。

舌の下に入れて計測
婦人体温計は舌の下にはさみ、そのままじっとして測ります。(最近は洋服に挟んで寝ている時に計測してくれるものもあります。)

基礎体温表に記入
①日付を記入します。
!月経周期は、月経が始まった日を1と記入し、次の月経まで足していきます。
次の月経が始まったら、また1から始めます。
②体温を点で記入し、前日の点と結びます。
測り忘れた日は空欄にし、点は結びません。
記号欄にはその日の欄に体温に影響する事を記入します。
例)月経✖️  中間痛△  不正出血▲  性交○  中間期帯下感+
その他)服薬   発熱  飲酒  寝不足  寝坊等