睡眠について
婦人科の外来でも睡眠についてのご相談を受けることがよくあります。
不眠症の診断は、『寝つきが悪い』『途中で目が覚める』など、患者さんの主観的な訴えに基づいて行われます。しかし脳波の測定をすると、全体的な睡眠の質は悪くない(睡眠誤認)ことがあるそうです。
この睡眠誤認は、客観的には眠れている、反対に客観的には睡眠不足の場合もあります。
成人の場合は一般的に6時間以上の睡眠時間を確保するのが良いと言われています。
良い睡眠をとるには、睡眠を阻害する習慣を改善するのが一番の近道。寝酒や寝る前のカフェインの摂取を避け、夜間の光は眠りを妨げるのでリビングの照明を工夫すると良いでしょう。