風しん抗体検査・麻しん風しん混合ワクチンについて
風しんとは…風しんウイルスに感染することで発症する感染症で、あらゆる年齢層で感染します。また妊娠初期(20週頃まで)の妊婦が感染すると、生まれてくる子どもの眼や耳・心臓に障害が起きる事があり、この障害は「先天性風しん症候群(CRS)」と呼ばれています。
風しんの最も有効な予防方法は、ワクチン接種と言われています。
まずは風しん抗体検査で風しんに対する免疫があるかを調べ、十分な抗体がなかった場合はワクチンを接種することが推奨されています。千葉市では、対象者であれば無料(全額公費負担)で風しん抗体検査や麻しん・風しん混合ワクチンを接種することができる助成事業を行っております。
当院では、千葉市に住民登録のある方のみ適応しております。
千葉市外に在住の方は、当該市にお問い合わせください。
◎風しん抗体検査対象者
①
千葉市に住民登録がある
②
妊娠を希望する女性
③
妊娠を希望する女性の配偶者・同居家族
④
風しんの抗体価が低い(HI法 16倍以下、ELA法8.0未満)妊婦の配偶者・同居家族
⑤ 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
◇風しん抗体検査の結果、抗体価が低い者は麻しん・風しん混合ワクチンの対象者となります。
※妊娠している女性はワクチン接種を受ける事はできません。
また接種後2か月ほどは、妊娠を避ける事が必要になります。
☆詳しくは千葉市HP千葉市:妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の配偶者等に、風しん抗体検査を実施しています (city.chiba.jp)をご覧ください。
◎当院で風しん抗体検査・または混合ワクチン接種希望の方へ
□風しん抗体検査
採血での検査となります。WEBにてご予約下さい。
(初診の方は新患、再診の方は再診)
◎妊婦の配偶者及び同居家族の方は、妊婦の風しん抗体価がわかるものをお持ちください
□麻しん・風しん混合ワクチン接種
◎初回来院時に風しん抗体検査の結果が記載されている資料をお持ちください
WEBにてご予約→問診票の記入→医師が確認→ワクチン発注
となります。ワクチンが届くまでは、約1週間ほどかかります。
1週間後以降に、接種日の予約を入れて頂きます。
ワクチンの問診票や抗体検査申込書は、当院で用意があります。