子宮頚部細胞診(いわゆる子宮頚がん検診)には
・従来法
・液状検体細胞診(最近普及してきた新しいやり方)
があります。
従来法
子宮頚部を肉眼で観察しながらブラシで細胞を擦り取り、スライドガラスに細胞を塗り付け、細胞を固定してから顕微鏡で検査をするものです。
細胞の数が足りない、標本の乾燥など正しい評価を妨げる結果になることが起こりえます。
液状検体法
肉眼で観察しながらブラシで細胞を採取するところまでは一緒ですが、容器中の固定液でブラシを洗うようにして細胞を集めるので、従来法のようにブラシに細胞が残ることがほぼなくなり(標本の細胞数が増える)、標本も速やかに固定されるので乾燥も防げます。
採取に特殊器具を使用する為コストが高くなります。
現状、保険診察ではすべての子宮頸がん検診にこの手法を使用することは認められていませんが、自費の子宮頸がん検診に限って追加料金¥1.200円で液状検体細胞診を選択できるようにしました。
ご希望の方は、事前にお問い合わせ下さい。 R5年4月
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