2023年5月16日火曜日

当院で処方している低用量ピルの種類(自費と保険)

 

       

種類

ファボワール28

ラベルフィーユ28

フリウェル

LD

フリウェルULD

ドロエチ

ジェミーナ

服用日数

21日間

21日間

21日間

21日間

24日間

77日間

休薬期間

7日間偽薬

7日間偽薬

7日間休薬

7日間休薬

4日間偽薬

7日間休薬

 

薬剤代

(1シート)

3,300

自費

3,300

自費

540

500

800

28日製剤

2.400

21日製剤

1.800

                                         

服用できない方(この限りではありません)

妊娠中・授乳中・高血圧・脂質代謝異常・血栓症・糖尿病・前兆を伴う片頭痛がある方・不正出血

乳がん・子宮がん・35歳以上で喫煙する人(115本以上

上記の方には、ピル以外のホルモン剤も処方できる場合があります

ジエノゲスト0.5mg¥870 又は ジエノゲスト1mg¥1.240 (28日分の薬剤代 3割負担)

 

自費薬剤(ファボワールやラベルフィーユ)について

初診時 初診料と諸検査料 1年に1度を目安に諸検査が必要(自費)

自費の薬剤の場合は院内処方で診察料や調剤料などが含まれます(28日分¥3.300

 

上記以外の薬の場合にかかる費用について

初診時 初診料と諸検査料と処方料+ 1年に1度を目安に諸検査が必要(保険診療)

保険の薬剤の場合は、診察料処方箋料を医院で支払い、院外処方となる為、

薬剤代以外に調剤料・服薬管理指導料・内服薬調剤管理料等を薬局で支払います

2023年5月10日水曜日

液状検体による子宮頚部細胞診について

 

子宮頚部細胞診(いわゆる子宮頚がん検診)には

・従来法

・液状検体細胞診(最近普及してきた新しいやり方)

があります。

従来法

子宮頚部を肉眼で観察しながらブラシで細胞を擦り取り、スライドガラスに細胞を塗り付け、細胞を固定してから顕微鏡で検査をするものです。

細胞の数が足りない、標本の乾燥など正しい評価を妨げる結果になることが起こりえます。

液状検体法

肉眼で観察しながらブラシで細胞を採取するところまでは一緒ですが、容器中の固定液でブラシを洗うようにして細胞を集めるので、従来法のようにブラシに細胞が残ることがほぼなくなり(標本の細胞数が増える)、標本も速やかに固定されるので乾燥も防げます。

採取に特殊器具を使用する為コストが高くなります。

 

現状、保険診察ではすべての子宮頸がん検診にこの手法を使用することは認められていませんが、自費の子宮頸がん検診に限って追加料金¥1.200円で液状検体細胞診を選択できるようにしました。

ご希望の方は、事前にお問い合わせ下さい。           R54