HPVワクチンには以下のような特徴があります。
それぞれの特徴をよく理解したうえで、接種を検討してください。
・2価、4価ワクチンはともにHPV16/18型の感染を予防し、性交未経験女性に接種した場合には子宮頸がんの60から70パーセントの予防が期待できる
・2価、9価ワクチンはHPV16・18・31・33・45・52・58型の感染を予防し、
性交未経験の女性に接種した場合には子宮頸がんの約90パーセントの予防が期待できる
・4価、9価ワクチン共に前述のHPV型に加えてHPV6・11型の感染も予防し、
尖圭コンジローマの予防効果もある
・子宮頸がんやその前がん病変、すでに感染しているHPVに対する治療効果はない
・性的活動の開始前に接種すると最も効果的
2022年 産婦人科診療ガイドラインより
このワクチンを打っても子宮がん検診は受ける必要があります
局所が痛い、赤くなる、腫れる場合があります
頭痛、失神、ショックなどの可能性があります
接種後に注射に限らず、激しい痛み、しびれ、脱力などの異常が認められた場合は
診察を受けてください
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